東京マラソン、外国人ペースメーカーが大きく遅れる異例の事態… 「想定とは違う展開だったが」レースディレクター説明

引用元:中日スポーツ
東京マラソン、外国人ペースメーカーが大きく遅れる異例の事態… 「想定とは違う展開だったが」レースディレクター説明

◇1日 東京マラソン(東京都庁~東京駅前の42・195キロ)

 レース前半はペースメーカーが設定タイムから大きく遅れる展開となった。大嶋康弘レースディレクターは「想定していたのとは少し違う展開だったという事実はあるが、全体的に素晴らしい結果を選手たちが見せてくれた」と評価した。

 予定通りのペースで10キロまでを引っ張った中村大聖(ヤクルト)については「着実に刻んでいただいた」とコメント。

 設定よりも遅れた外国人ペースメーカーに関しては、以下のように説明した。

 「25~30キロまでを想定していた中で、若干風が強かった。前半入りが遅いなと思っていたので、上げる指示も出した。途中で2分53~54秒のペースに戻っていた区間もある。正しい言い方かは分からないが、外国人集団が落ち着いているというか、なじんでいたので維持した。その後2分57~58秒に下がったので、少しずつ巻き返そうと指示した。繰り返しになってしまうが、思ったよりも風が強く、本来追い風になると思っていたところが意外に向かい風を感じた」

 2時間3分37秒で2連覇を飾ったタデセ・タケレ(エチオピア)は一定の評価をした。「グループの中で自重して走って勝とうと思っていた。ペースが遅かったとしても、あとで取り戻せると思っていた。(ペースメーカーの)ペースは少し設定より遅かったが、風があったからだと思う。いいペースだった」とコメントした。集団でレースを進め、25キロ付近でトップを独走していた橋本龍一(プレス工業)を捉えた。終盤には先頭集団が4人に絞られ、最後は接戦を制した。

 男子のペースメーカーは3段階に設定されていた。2時間2分を切る国内最高ペース(1キロあたり2分53~54秒)、2時間3分台の日本記録ペース(同2分56~57秒)、2時間5分台のMGC(ロサンゼルス五輪代表選考会)参加標準突破ペース(同2分58~59秒)を予定していたが、1段階ずつ遅れるような形となった。