「東京マラソン2026」は3月1日午前9時10分に号砲が鳴る。来年10月に開催される2028年ロサンゼルス五輪の代表選考会「マラソングランドチャンピオンシップ(MGC)」の参加資格を得られるレースで、男子は昨年12月に日本記録を4年ぶりに更新した大迫傑(34)=リーニン=と、前日本記録保持者の鈴木健吾(30)=横浜市陸協=が真っ向勝負に挑む。男子は今秋開催の愛知・名古屋アジア大会の代表選考にかかわるMGCシリーズの最終戦となる。
新旧の日本記録保持者がプライドを懸けたレースに挑む。昨年12月のバレンシアマラソンで2時間4分55秒の新記録を樹立した大迫は、短期間で準備してきた試合を前に、独特な表現でコンディションを明かした。
「状態は悪くないけど、マラソンは結果の蓋を開けてみないとわからない。〝ミステリーボックス〟を開けるような感じかなと思います」
これまで3度日本記録を更新してきた大迫。東京マラソンは4度目の出場で2020年大会では2時間5分29秒を記録した得意なレースだ。34歳とベテランの域に突入しているが「何か元気になっているんですよね」とニヤリ。1月は米コロラド州ボルダーでの高地合宿で体を追い込むなど、過去最短間隔での大会に向けて仕上げてきた。
一方で前日本記録保持者の鈴木は、昨年10月に富士通を退社。「今までは守られる立場だったが、そういうものをすべて捨てて、覚悟を決めてスタートに立った」と、プロ転向後初のマラソンに臨む。自身が約4年10カ月にわたって持っていた日本記録を大迫が更新。「悔しい気持ちがあった。その気持ちを力に変えて、頑張りたい」と闘志を燃やした。
1月に鈴木がヒューストンマラソンに出場した際には、大迫が米国の自宅に招き、一緒にトレーニングをして、酒を酌み交わしたという。「僕も刺激を受けて、一緒に強くなっていければいいなと思った」と大迫が言えば、「本当のプロフェッショナルだなと、改めて一緒に生活させてもらって感じた」と鈴木。日本トップの2人が東京を舞台にガチンコ勝負を繰り広げる。(山下幸志朗)
★MGCとは
大迫傑VS鈴木健吾 新旧の日本記録保持者が激突! 東京マラソンは3月1日午前9時10分に号砲
引用元:サンケイスポーツ


