鈴木健吾「攻めるレースに挑戦」 隣に先輩・大迫…目標タイム聞かれ苦笑い 東京マラソン

引用元:産経新聞
鈴木健吾「攻めるレースに挑戦」 隣に先輩・大迫…目標タイム聞かれ苦笑い 東京マラソン

前日本記録保持者の鈴木健は大嶋康弘レースディレクターに目標タイムを聞かれ、苦笑いを浮かべた。「目標タイムは…走ってみないと分かりません」。大勢のファンの前で言いよどんだのは、隣に4つ年上の現日本記録保持者がいたからか。その大迫は「遠慮されちゃったかもしれませんね」とフォローした。

1月に米ボルダーを訪れた際には、数日間ではあるものの大迫とともに練習し、酒も酌み交わした。以前より近しい間柄になった先輩へ配慮した一方で、レース展開について問われると意欲がにじんだ。「年齢的に序盤から攻めて攻めてというレースは難しくなっているが、そういうレースにも挑戦してみたい」。昨年10月、マラソンを究めるために実業団から飛び出した30歳。プロになって初のフルマラソンは、挑戦するにはちょうどいいタイミングに違いない。

攻めたレースをしたい理由は「純粋に駆けっこが好きだから」。ファンミーティング後の報道陣の取材には「自己ベストを久しく更新していないので、更新できたらいい」と本心を口にした。それは事実上、日本記録への挑戦。尊敬する先輩の存在は、むしろ童心を引っ張り出す燃料になりそうだ。(石原颯)