スノボ小須田潤太、4位でメダル獲得ならず「悔しい」 ミラノ・パラ

引用元:毎日新聞
スノボ小須田潤太、4位でメダル獲得ならず「悔しい」 ミラノ・パラ

 1回戦、準決勝をともにトップ通過した小須田潤太だったが、決勝で最下位の4位。「やっぱり、メダルが欲しかった。自分のミスでメダルを逃してしまったのが悔しい」と目を赤くした。

 以前は夏季競技の陸上にも取り組む「二刀流」で、2021年東京大会は走り幅跳び、22年北京冬季大会はスノーボードクロスでともに7位と表彰台に届かなかった。本気でメダルを目指すため、4年前、スノーボード一本に絞ることを決めた。

 練習量は格段に増えた。25年のテーマは「雪上での時間を作る」。毎月海外に出向き、感覚を体に染みこませてきた。「北京までは勢いで滑っていた」が、義足の調整にも細かくこだわるようになり、体の使い方を考えながら滑るようになった。

 スノーボードクロスは複数の選手が同時にスタートする。接触もあるため、4年前から体重を約10キロ増量し、当たり負けない体作りにも力を入れてきた。しかし、決勝のコース中盤のカーブで他の選手とともに転倒した。

 残るは14日のバンクドスラロームで、25年3月の世界選手権を制した得意種目でもある。今年1月に大会前の公式練習で右肘を骨折しても「まだまだ、そんなんじゃ勝てないよと活を入れてもらった」と語るほど、前向きな性格だ。悲願のメダルへ挑戦は続く。【コルティナダンペッツォ下河辺果歩】