昨年で創部100周年を迎えた日体大陸上部が7日、神奈川県横浜市の同大健志台キャンパスで記念式典を開いた。メインイベントのトークショーでは国内外で活躍するトップアスリートたちが登場し、それぞれが陸上へのモチベーションを口にした。
昨年9月の世界選手権東京大会女子3000メートル障害で日本記録を樹立した斎藤みう(23=パナソニック)は、女子駅伝チームで全日本大学女子選抜駅伝(富士山女子駅伝)2区区間賞を獲得するなど活躍した。
社会人1年目を振り返り、「自分を追い詰め過ぎないことが大事。1日1日をやっていきたいっていう気持ちがあるので、自分との約束を守りながらその中での楽しんでやることが大事」と話した。
1日の東京マラソンで現役引退を表明した女子の細田あい(30)は、大学時代にトラックで国際大会を経験し、駅伝でもエースとしてチームをけん引してきた。故障に苦しむ時期あったが、「人に言われた言葉で、『落ち込んだ時は1回本当に落ち込んだ方がいい』。自分の気持ちに従って落ち込むと数日後に『もういいや』って思う瞬間が来る」と独自のメンタル術を明かした。
2022年から日本選手権女子100メートルで3連覇した君嶋愛梨沙(30=土木管理総合)は、入学後の17年に関東インカレで100メートルと400メートルリレーの2冠を達成。
次のレースや練習での高いパフォーマンスを発揮するため、「家でケアとか、テレビを見たりとか、動画見たり体を休めることが1番大事」と話した。
4年時に箱根駅伝の「花の2区」で区間3位で好走し、2024年のベルリンマラソンでは当時日本男子歴代2位の2時間5分12秒をマークした池田耀平(27=花王)も共感した。
「フリーの日は走ることを忘れて、サウナに行ったり、コーヒーを自分で入れて飲んだりだとか。いつもと違うことをしてリフレッシュしたりする」。
大学時代に培った圧倒的な練習量に加え、選手それぞれの独自のケアが、高い競技力を生み出していた。
【陸上】「約束守る」「落ち込む」「コーヒー」日体大OBらが語るモチベーション 創部100周年
引用元:日刊スポーツ


