五島莉乃、悔しい初マラソンから1年…意識も練習も変えて雪辱レースへ「最後の最後まで食らいついて勝負」【名古屋ウィメンズマラソン2026】

引用元:中日スポーツ
五島莉乃、悔しい初マラソンから1年…意識も練習も変えて雪辱レースへ「最後の最後まで食らいついて勝負」【名古屋ウィメンズマラソン2026】

◇名古屋ウィメンズマラソン2026 百花繚乱~咲き誇れ~(4)

 名古屋ウィメンズマラソン(中日新聞社など主催)が8日にバンテリンドームナゴヤ発着の42・195キロで行われる。今秋の愛知・名古屋アジア大会の代表選考会を兼ねており、来年秋に名古屋市内で開かれる2028年ロサンゼルス五輪選考会「マラソングランドチャンピオンシップ(MGC)」の出場権もかかる。日本記録保持者や代表経験者が集結し、それぞれの目標を胸に大会のスタートラインに立つ。

 2度目のマラソンが近づいてきた。昨年の名古屋ウィメンズで初マラソンに挑んだ2024年パリ五輪1万メートル代表の五島莉乃(28)=資生堂=は「2時間20分を切るところは一つの目標にしたい。しっかり勝負して勝ちたいなという気持ちはあります」とレースを見据えた。

 昨年は2時間26分8秒で10位。16キロ付近で先頭集団から離されると、中盤以降もペースを上げられず、ゴール直後は座り込んだ。「誰かについていって、誰かに合わせるといったところを少し走りづらいと感じた部分があった」。その一方、「練習をしっかり積んで、質を上げて、余裕を持ってうまく(ペースに)合わせていけば勝負できるのかなとも思った」と一定の手応えもつかんだ。

 初マラソンの第一印象は「すごく苦しい42・195キロだった」という。「最後の5キロは『歩くな、歩くな』『止まるな、動け』と言い聞かせながら走った」。ただ、完走したことで見えてきたものもあった。

 「最初から最後までずっと頑張る感じ」というトラックと違い、マラソンは余裕を持ちながら走ることも必要。「練習でもメリハリをつけることを意識しながら走っている」と練習に取り組む姿勢が変わった。調整も米国の高地でトレーニングを積んだ昨年と違い、今年は国内で走り込んだ。

 「去年はうまく走れず悔しい気持ちがある。もう一回、同じ名古屋で最後の最後まで食らいついて勝負できたら」

 昨年はレース後、初の海外旅行として母とのオーストラリア旅行を満喫した。今年の”ご褒美”は未定。「スイーツが好きなので、ぴよりんを食べてみたい」と人気のひよこ型プリンを食べ、勝負に備えることは決めている。