引用元:産経新聞
22日に行われた大阪マラソンで、破天荒なランナーが大きな爪痕を残した。初マラソンに挑んだ23歳の吉田響(サンべルクス)が独走。35キロまで日本記録更新も狙えるペースだったが、残り5キロで大きく失速し、2時間9分34秒(速報値)の34位でゴール。2027年秋開催のマラソングランドチャンピオンシップ(MGC)出場権も獲得できなかった。
吉田は血行促進のための丸いテープを顔を含めて全身に100個以上貼った異様なスタイルでスタートラインに立った。初マラソンながら日本新記録を目指したレース。ペースが遅いと感じたのか、8キロ手前でペースメーカーの前に出て独走態勢を築いた。中間点を1時間1分54秒で通過。一時は2位以下を1分近く引き離し、30キロまでは快調だったが、37キロで後続につかまると、残り5キロはずるずる後退し、レース後は車いすで救護室に運ばれた。
初マラソンの影響もあってか、5キロ、10キロ、15キロと続けざまに給水に失敗したこともレース終盤に響いた。サンベルクスの田中正直総監督は「最後は脱水症状で、レース後30分程度は応答もできなかった。給水の位置をしっかり把握できていなかったことが反省点」と口にした。


