“デビュー戦”で6人ごぼう抜きの不破聖衣来「楽しみながら走ることができた」ロスへ向けて希望の一歩記す

“デビュー戦”で6人ごぼう抜きの不破聖衣来「楽しみながら走ることができた」ロスへ向けて希望の一歩記す

 ◇第45回全日本実業団対抗女子駅伝(クイーンズ駅伝)(2025年11月23日 宮城・松島町文化観光交流館前~弘進ゴムアスリートパーク仙台=6区間42.195キロ)

 女子駅伝の日本一を決める第45回全日本実業団対抗女子駅伝(クイーンズ駅伝)が23日に行われ、エディオンが初優勝を飾った。32回目の挑戦で、悲願の初優勝を達成。2連覇を狙った日本郵政グループは7秒差の2位で、一昨年大会覇者の積水化学が3位。4位には三井住友海上が入った。

 09年大会以来、8度目の制覇を狙った三井住友海上だが、優勝には届かなかった。しかし、4位の手応えとともに、ルーキーながらエース区間の3区に抜てきした不破聖衣来(22)が、11位から5位に順位を上げる6人ごぼう抜きの快走で、今後に期待を抱かせた。

 不破は「今出せる自分のベストを尽くそうと思って、楽しみながら駅伝を走ることができた」とレース後には充実した笑顔も見せた。9月に右足首周辺を痛めるアクシデントもあったが、その前の夏合宿で順調に鍛錬を積めていたことで、状態を戻せたという。

 今後はマラソン挑戦を視野に入ってくる。「まずはけがなく練習を積んで、出ると決めた大会に向けて状態を整えたい」と今後に向けて抱負を口にした。

 今春の入社式では、将来的にはフルマラソンに挑戦する意向を示し「五輪で金メダルが最大の目標」と意気込んだ。ロサンゼルス五輪の希望の星とも言われる不破の駅伝デビュー戦は、夢を抱かせる好発進となった。