エディオン初V「想定以上」1区・水本で流れ「前しか見ていなかった」 実業団女子駅伝

引用元:産経新聞
エディオン初V「想定以上」1区・水本で流れ「前しか見ていなかった」 実業団女子駅伝

全日本実業団対抗女子駅伝は23日、宮城県松島町文化観光交流館前から弘進ゴムアスリートパーク仙台までの6区間、42・195キロで行われ、エディオンが2時間13分50秒で初優勝を果たした。

アンカー平岡美帆が笑顔でゴールテープを切ると、歓喜の輪が広がった。エディオンが創部36年で初戴冠。昨年5位からの躍進に、沢柳監督は「前半の流れが重要と思っていた。想定以上のい走りだった」とたたえた。

1区を任された20歳の水本が勢いづけた。スタート直前に「自分で行こう」と飛び出し、区間賞の快走。3区まで先頭をキープし、4区で抜かれても、41秒差の2位でタスキを受けた5区の細田が先頭を奪い返し、逃げ切った。

日本代表経験がある山本(積水化学)や樺沢(三井住友海上)らがそろった1区で流れをつくった水本は「けがなく走れていたことが自信になっていた。前しか見ていなかった」と振り返り、細田は「(水本)佳菜ちゃんが1位と聞いて鳥肌が立った。自信を持たせてくれた」とうなずいた。

3区を走った主将の矢田は世界選手権1万メートル代表。東京での大舞台に向けた練習で仲間の笑顔や声掛けに救われたといい、「チームで勝つことを意識した。みんなで、すてきな世界を見たいという気持ちだった」と目を潤ませた。一体感でつかんだ女王の座。指揮官は「まだまだ発展途上」とさらなる成長を期待した。(田中一毅)