◆全九州高校駅伝(福岡県嘉麻市嘉穂総合運動公園陸上競技場周辺コース=5区間・21・0975キロ)
神村学園(鹿児島)が1時間9分14秒で9連覇を達成した。1区の瀬戸口凜(3年)と2区の恋空(こあ・1年)姉妹が連続区間賞を獲得して好スタートを切ると、一度も首位を明け渡さずにゴールした。
2年ぶりの全国制覇を見据える神村学園が、瀬戸口姉妹のロケットスタートで勝負を決めた。最長6キロの1区。姉の凜は冷静なレース運びを見せる。2キロすぎで一度は筑紫女学園(福岡)に離されたものの、捉えられる位置をキープ。ラスト1キロで抜き返してトップに立った。県大会では前半に飛ばしすぎて終盤に失速。目標タイムに届かなかったといい、「残り4キロからどれだけペースを上げて最後まで落ちずにタイムを出せるかを意識した」と、反省を生かした。
2区の恋空も続いた。途中経過は2位と聞いていたが、中継点に最初に姿を現した姉の姿を見て奮い立った。「行くしかないという気持ちで、最初の坂で消極的にならずに、しっかりと自分で攻めてペースを刻んで区間賞を狙おうと思った」と、有言実行の区間トップで独走態勢を築いた。
姉の凜は努力家で持久力に優れ、妹の恋空はセンス抜群でスピードがある。タイプは違うが、互いに切磋琢磨(せっさたくま)して高め合ってきた。普段から仲良しで、恋空は「レース後、ゴール地点で会ったお姉ちゃんが駆けつけてぎゅーっと抱きしめてくれました。大好きな存在で、背中を追っています」とうれしそうに語った。
都大路でも実現しそうな姉妹のたすきリレー。凜は「妹が待っているだけで心強い。全国では優勝したいという強い気持ちがある。お互いベストな状態であれば、妹とたすきをつなぐと思うので、楽しく走って、2区以降の選手がいい走りができるようにしたい」と意気込みを語った。(伊藤瀬里加)
【OTTO】
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「妹が待っているだけで心強い」 九州9連覇の神村学園、瀬戸口姉妹の連続区間賞でスタートダッシュ【全九州高校駅伝】
引用元:西スポWEB OTTO!


