引用元:日刊スポーツ
箱根駅伝9度優勝の青学大陸上部の原晋監督(59)らが26日、東京都内で会見し、新プロジェクト「RESPECTion!(リスペクション)」を発表した。SNS上での誹謗(ひぼう)中傷や性的ハラスメントなどの問題が深刻化する中、アスリートが安心して競技に打ち込める環境づくりを進めるもの。
プロジェクトの1つ、SNSを通した「言葉」と「写真」の投稿活動を説明した時に、自身が指導する陸上部に届いたファンレターのエピソードを明かした。
関西に住む高齢女性から届いた手紙だった。
内気で体を動かすことが苦手だった孫が、小学校の卒業文集の話でこんな言葉あったという。
「僕は、マラソン大会はいつもビリの方を走っている。でも負けたくない。青学の駅伝選手の学生さんは、みんなたくさん練習して、努力して、あんな成績を収めている。テレビを通じて僕は感じ取った。じゃあ僕も一生懸命努力をして、マラソン大会を頑張っていく」
箱根駅伝を駆け抜けた教え子たちが、国民に力を与えていた。一方でマイナスな意見や誹謗中傷に当たるメッセージも届くが、「すぐに破り捨てる」と原監督。「全くプラスなことは生まれない」と断言する。
「箱根駅伝で勝った負けたんじゃなくて、いろんな方々に影響力を発信しているのがスポーツ。みんなを豊かに、明るくすることを、私は改めて(手紙を通じて)感じて、それをまた学生に私が伝えることによって、(駅伝は)勝った負けただけではない、多くの人に感動を与えている」
同プロジェクトのSNS活動の具体策には、選手や指導者が受け取ったファンレターや練習中の選手の様子を写真で公開する取り組みを提案した。


