太田蒼生、2度目の東京へ「今回はちょっと派手なレースはできないが5分台は狙っていかないと」/東京マラソン

太田蒼生、2度目の東京へ「今回はちょっと派手なレースはできないが5分台は狙っていかないと」/東京マラソン

「東京マラソン2026」は3月1日午前9時10分に号砲が鳴る。2028年ロサンゼルス五輪代表選考会「マラソングランドチャンピオンシップ(MGC)」(来年10月)の選考もかかったレースを2日後に控えた27日、有力選手が東京都内で取材に応じた。

2度目の東京に挑む青学大出身の太田蒼生(GMOインターネットグループ)は「まずはMGC出場権を獲得すること。今回はちょっと派手なレースはできないが、2時間5分台は狙っていかないといけない。(MGC参加標準記録の)2時間6分半を狙っていると6分半は出ない。5分台とか日本記録ペースの集団があればターゲットにしていきたい」と目標を掲げた。

前回、この大会で初めてのフルマラソンに挑戦。積極的に先頭集団についたが、22キロ過ぎに先頭集団から離され、36キロ付近で無念の途中棄権となった。あれから1年。東京の後には2つのマラソンを完走し、経験を積んで因縁の舞台に帰ってきた。「去年は身体が軽すぎて前半から体が動いたので、そこはちょっと変えてきている」と大会への仕上げ方も見直した。

元日のニューイヤー駅伝で5区区間新記録の区間賞でチームの初優勝に貢献した後、1月中旬にケニア・イテンに渡った。先週までマラソンの聖地で現地のランナーに混じって鍛え上げ「すごくいい刺激になった。全然フォームが違うし、すごくリラックスしているが推進力がある。ケニア人ランナー特有の走りを間近で見た」といつもよりも引き締まった顔つきで語った。自己ベストは昨年7月のゴールドコースト・マラソンで出した2時間8分31秒。箱根のスターから次の段階に進む時が近づいてきた。