初マラソン吉田響、一時は日本記録ペースも力尽きる 大阪マラソン

引用元:毎日新聞
初マラソン吉田響、一時は日本記録ペースも力尽きる 大阪マラソン

 ◇陸上・大阪マラソン(22日)

 ◇男子 吉田響(サンベルクス)=2時間9分35秒(34位)

 ペースメーカーを置き去りにして、8キロ手前から先頭集団を抜け出した。

 一時は日本記録(2時間4分55秒)を大幅に更新するペースで走ったが、最後までもたなかった。

 初マラソンの吉田響は2時間9分35秒で34位。レース後は脱水症状の影響で取材に応じることができず、車椅子で運ばれた。

 レース数日前、吉田は「タイム(設定ペース)はいいんですが、集団で走るのが不安」と話し、「自分のペースで走ります」と語っていた。

 リラックス効果を求めて、全身のあちらこちらにチタンがコーティングされた丸いテープを貼ってレースへ。ペースメーカーにペースを上げるよう求める仕草を見せた後、8キロ手前で飛び出した。

 中間点を1時間1分54秒で通過した。しかし、力尽きて37キロ付近でトップの座を譲り、最後は大きく後退した。

 日本陸上競技連盟強化委員会の高岡寿成シニアディレクターは「(吉田は)自分のペースを刻んでいける強みがあると思っている」と話した一方で、「(マラソンは)初めてで、どのようなペース配分で42・195キロを走るか、そのあたりの読み違い、難しさがあったのではないか」と評した。【荻野公一】