引用元:毎日新聞
日本オリンピック委員会(JOC)は3日、ミラノ・コルティナ冬季五輪の開幕を前に、選手やスタッフに対するSNS上などでの匿名の中傷に対応する現地オフィスを公開した。ミラノのレンタルオフィスの一角に開設し、弁護士を含むスタッフ6人が常駐する。
人工知能(AI)を活用したモニタリングで不適切な投稿を抽出し、スタッフが目視で確認した上でプラットフォームに削除要請する。JOCは昨年開催された陸上の世界選手権東京大会や聴覚障害者の国際スポーツ大会「デフリンピック」でもSNSなどのモニタリングを実施したが、五輪では初めて。日本国内に16人のスタッフを配備し、計22人が24時間体制で対応する。
日本選手団結団式が開かれた翌日の1月19日から2月3日までに約2000件の投稿を抽出し、約380件について削除申請した。数十件は既に削除されたという。国際オリンピック委員会(IOC)も中傷対策としてAIを活用したモニタリングを進めており、情報共有する方針。
伊東秀仁団長は「いち早く(中傷の投稿を)察知して、選手が目にする前に削除要請したい」と話した。【ミラノ椋田佳代】


