箱根駅伝で総合3連覇を飾った青学大が8日、東京・青山キャンパスで優勝報告会を行った。1500人の学生や学校関係者が詰めかけ、原晋監督は「レース展開がスリリングだった。多くのファンが特に往路の展開には心踊らすことができたのかな」と笑顔。新チーム発足時には「今日の常識は明日の非常識。学生の能力は無限大」とポジティブな言葉をかけたという。
5区で驚異的な走りを見せた「シン・山の神」こと黒田朝日(4年)は2月1日の別府大分毎日マラソンに挑む。昨年2月の大阪マラソンで2時間6分5秒の日本学生最高記録を出しているが、「過度な期待はしていない。前回と同等の記録を出していく」と原監督。2月下旬の大阪ではなく上旬の別府を選んだ意図について指揮官は「遊ばせてあげたい。どこかで休ませないと体が持たない」と説明した。
黒田は卒業後、ニューイヤー駅伝を制したGMOインターネットグループに入社するが練習拠点は引き続き青学大となる。指揮官は「再来年度、来年9月のベルリンマラソンで日本最高記録を狙わせるプランを描いている」と強化策を明言。同時期の28年ロサンゼルス五輪代表選考会マラソングランドチャンピオンシップ(MGC)を回避し、ベルリンでのファストパス切符(2時間3分59秒以内での一発内定)を目指す。
指揮官は「ファストパスで狙わせて、五輪に向かわせる」と強調。さらに、冬に行われる日本のマラソンシーズンと国際大会の時期のずれを指摘し「強化メカニズムが変わってくる。その流れの中で記録を出してファストパスを勝ち取ってロスのメダルを狙っていく」と力強く語った。
当の黒田本人は「ベルリンはちょっと聞いてなかった…。ニュースで見て、初知りでした」と苦笑い。それで別府に向けて「大阪より良い順位を目標に走りたい」とし、今後に向けては「日本記録は目指していきたい。世界大会は狙っていくべき舞台」と意気込んだ。
青学大・原監督「ロスのメダル狙う」明かした黒田朝日強化計画 箱根駅伝優勝報告会
引用元:スポニチアネックス

