引用元:サンケイスポーツ
早大が往路優勝の青学大から18秒差の2位。山上りの5区で工藤慎作(3年)が青学大・黒田朝日(4年)にかわされたが、4区でスーパールーキーの鈴木琉胤(るい、1年)が1時間0分1秒の日本人歴代最速で区間賞を獲得した。中大が1分36秒差の3位。国学院大が4位、城西大が5位につけた。
30年ぶりの総合優勝が見える位置での折り返しだ。最多出場となる99度目の箱根路で、中大は往路3位。3区で2年連続の区間賞に輝いた本間颯(はやて、3年)の目は自信に満ちていた。
「復路にもかなり自信がある。1分30秒くらいなら全然逆転は可能だと思います」
古豪に流れを呼び込んだ。トップと43秒差の2位でたすきを受けると、10・8キロ付近で城西大を捉えて先頭へ。昨年の記録を8秒上回る1時間8秒で2年連続の区間賞を獲得した。5区で順位を下げて3位となったが、1位の青学大との差は1分36秒。藤原正和監督は「1分半でとどめてくれて、明日に十分つながった」とうなずいた。
自信の裏には積み重ねてきた距離がある。恒例の夏合宿。監督は「箱根駅伝一本を見据えて徹底した走り込みを行った」と振り返る。例年は約1カ月で各選手約900キロ走り込む中、今年は「みんな1000キロ、多い人では1100キロ走っていた」と本間。練習の前後には選手同士で「箱根駅伝総合優勝」と声を掛け合い、目の色を変えて今大会に臨んだ。
1万メートル27分台は6人、上位10人の平均タイムは全体トップの27分55秒98。地力では他大学に引けを取らない。復路には前回1区区間賞のエース・吉居駿恭(4年)が控えている。
「他大学さんが手薄になってくる後半で大エースを投入します。明日は吉居で勝負したい」と藤原監督。〝史上最速軍団〟が逆襲を狙う。(鈴木和希)


