【箱根駅伝】7位駒大 総合V奪回ピンチ…エース佐藤ら主力温存裏目 青学大と4分52秒差

【箱根駅伝】7位駒大 総合V奪回ピンチ…エース佐藤ら主力温存裏目 青学大と4分52秒差

 ◇第102回東京箱根間往復大学駅伝・往路(2026年1月2日 東京・大手町~箱根・芦ノ湖=5区間107・5キロ)

 昨年11月の全日本を制した駒大は3年ぶりの総合優勝奪還へ厳しい戦いを強いられた。1区の小山翔也(3年)が5位と好位置につけたが、4区の村上響(3年)が後半に失速し、区間19位と誤算。首位と4分52秒差をつけられ、藤田敦史監督(49)は「ブレーキがあったら勝てない。往路はブレーキなくいかなかったら、復路でいくら主力を並べても追いつくことはできない。この差じゃなかなか厳しいかなと思う」と肩を落とした。

 本来なら往路で快走するはずの主将の山川拓馬(4年)が昨年の12月に、ぎっくり腰を発症。恥骨のケガに悩まされてきたエースの佐藤圭汰(4年)についても藤田監督は「状態としては仕上がった。でも、あとは練習が足りていない分が否めない」と率直な思いを明かした。それでも、花の2区を初めて務めた桑田駿介(2年)が区間8位と粘りの走りで、たすきをつなぐなど見せ場はつくった。

 2年連続総合2位の前回は、復路を新記録で制した。6区には前回区間2位の伊藤蒼唯(4年)が控え、山川、佐藤、力のある谷中晴(2年)も起用予定だ。指揮官は「何とか復路(優勝)を獲りにいきたい。諦めずにいきたい」と気合を入れ直し、大八木弘明総監督(67)も「復路優勝は狙いにいける」と闘魂を注入。60年連続60回目出場の伝統校が、再び意地を見せる。