解散総選挙のため富士宮駅伝が中止に 若手発掘&4年生の引退試合にもなる大会/陸上

静岡・富士宮市は20日、来月8日に予定されていた富士宮駅伝を中止とすることを公式サイトで発表した。今月19日に高市早苗首相(自民党総裁)が衆院を解散すると表明し、投開票の日程が大会と重なったため。「選挙における投票は、民主主義の根幹をなす重要かつ基本的な機会であり、その確保には万全を期する必要があることや、同日開催となった場合の人員確保、交通規制、警備の問題等を総合的に勘案すると、双方の適正かつ確実な実施が困難であるとの結論に至りました」とした。

富士宮駅伝は6区間32.7キロで、アップダウンのあるコースが特徴。大学駅伝でもおなじみのチームが複数参戦し、今年の一般の部には中大や駒大、神奈川大などが出場予定だった。昨年の一般の部は中大が大会新記録で優勝。5区で区間新記録を出して区間賞の獲得した中大の並川颯太(当時1年、現2年)は今年の箱根6区で区間4位と好走した。若手の力試しの側面もある一方で、4年生の引退試合にもなる大会だった。

2月は駅伝やマラソン大会などのロードレースが全国各地で開催される時期。同日に開催予定だった「いかるがの里聖徳太子マラソン」(兵庫)のマラソンの部が中止になるなど各所で衆院選の影響が出ている。