引用元:毎日新聞
◇第70回ニューイヤー駅伝(1日、群馬県庁発着=7区間100キロ)
◇2位=ロジスティード(4時間46分27秒)
平均年齢23・4歳の若きメンバーで臨んだロジスティードがチーム過去最高の2位に入り、上州路に新風を巻き起こした。
1区の25歳・富田峻平選手の区間賞で主導権を握った。エース区間の2区、トップでたすきを受けた23歳の新人・平林清澄選手は「なんとか前でレースを運びたかった」。今江勇人選手(GMOインターネットグループ)と吉田響選手(サンベルクス)に食らいつき、僅差の3位でつないだ。
24歳の主将で5区・四釜峻佑選手が区間3位の好走で2位に上がると、最終7区は新人の23歳・海老沢憲伸選手が順位をキープ。日本選手6人は区間1桁と安定したたすきリレーが光った。
2012年に創部。社名変更前の日立物流時代の21年に4位入賞した。しかし、以降はコンディション不良などもあり、24年には40位まで落ち込んだ。
24年の大阪マラソンで初マラソン日本最高記録(当時)をマークした平林選手ら即戦力の新人が加入した今季は勝負の年だった。別府健至監督は「若いチームだからこそ彼の言葉が響く」と3年目の四釜選手を主将に指名した。
チームをまとめるため、四釜選手は「週1回の寮掃除」と「集団走」に全員で取り組むことを決めた。結束を強めただけでなく、課題だった選手のコンディションも日々確認できた。今回は一人も体調不良者を出すことなく本番を迎えられた。平林選手も「四釜さんがいたからこそ、チームになじむことができた」と感謝する。
四釜選手は「まだこれからのチーム。数年後には優勝を目指すと言えるように」。この手応えは強豪への序章に過ぎない。【牧野大輔】


