【高校駅伝男子】学法石川 大会新で初V 1区・増子が歴代日本人最高記録23秒更新

【高校駅伝男子】学法石川 大会新で初V 1区・増子が歴代日本人最高記録23秒更新

 ◇全国高校駅伝(2025年12月21日 京都市・たけびしスタジアム京都発着)

 男子は学法石川(福島)が2時間0分36秒の大会新記録で初優勝を飾った。エースの増子陽太(3年)が1区の日本選手最高記録を23秒も縮める28分20秒の驚異的なタイムでチームを勢いづけた。女子は昨年のVメンバー4人を擁する長野東が1時間6分30秒で2年連続3度目の優勝。男女ともに全区間をトップで通過する完全優勝だった。

 雨の都大路で学法石川が大会新記録で頂点に立った。一度も先頭を譲らず、大会史上初めて2時間1分切り。1強の前評判で、同じく従来の大会記録をしのいだ2位・仙台育英(宮城)に23秒差をつける圧勝だった。「49秒差あったので安心して走れた」。1年生アンカーの美沢央佑は先輩の築いたリードに感謝した。

 まずは1区の増子が28分20秒の快走。昨年、八千代松陰の鈴木琉胤(るい=現早大)が樹立した1区の歴代日本人最高記録28分43秒を23秒更新した。6キロ過ぎでペースを上げ、兵庫・西脇工など強敵を振り落とした。早大に進学する逸材は「世代No・1は自分だぞ、という証明ができた」と誇った。今夏まで1年近く貧血に苦しみ、7月の高校総体も欠場。吸収の良い食事に変えたことで復調した。

 増子とダブルエースを形成する3区の栗村凌も区間トップの力走で福島県勢初Vの快挙。松田和宏監督は「想像以上。びっくりしている」と表情を緩めた。影も踏まさぬ快走に強さが際立った。