【クイーンズ駅伝】4区でJP日本郵政グループが首位浮上 区間新・カロラインが独走状態に

 ◇第45回全日本実業団対抗女子駅伝(クイーンズ駅伝)(2025年11月23日 宮城・松島町文化観光交流館前~弘進ゴムアスリートパーク仙台=6区間42.195キロ)

 女子駅伝の日本一を決める第45回全日本実業団対抗女子駅伝(クイーンズ駅伝)が23日に行われた。

 外国人ランナーが走れる4区(3・6キロ=区間賞は第43回大会の京セラ・アグネス・ムカリ10分45秒。日本人最高は第43回大会の積水化学・佐々木梨七11分11秒)で、JP日本郵政グループがついにトップに立った。

 神村学園時代に2年連続インターハイ2冠(1500m、3000m)を達成したカリバ・カロラインが、1キロ過ぎには20秒差だったエディオン・中島紗弥を抜き去った。その後も追走できるランナーがおらず独走状態になり、首位でたすきを渡した。また、10分38秒は区間新記録となった。

 1区(7・0キロ=区間記録は第43回大会の資生堂・五島莉乃21分27秒)では、序盤に20歳のエディオン・水本佳菜が引っ張り、積水化学のパリ五輪女子5000メートル代表・山本有真がピタリ追走したが、水本のラストスパートに付いていけず、21分30秒で1着。区間記録に3秒届かなかったが、素晴らしい結果となった。

 2区(4・2キロ=区間記録は第44回大会の積水化学・山本有真12分56秒)は、トップでタスキを受けたエディオンのルーキー・塚本夕藍がリズムよく快走。2位とは16秒差をたすきを受けたが、積水化学の東京世界陸上女子1500メートル代表・木村友香の追走をかわして、塚本はトップを堅守。2位の積水化学とは19秒差となった。

 エースが集う3区(10・6キロ)(区間賞は第43回大会のJP日本郵政グループ・広中璃梨佳33分04秒)では、エディオン・矢田みくにが逃げる展開。資生堂は8位でたすきを受けたが、五島が2位まで浮上し、10位だったJP日本郵政グループも広中が快走し、7人をごぼう抜きして3位に浮上した。パナソニック・齋藤みうも21位から11位に顔を出し、三井住友海上の不破聖衣来も11位から5位に上昇するなど、大きく展開が動いた。

 連覇を狙うJP日本郵政グループに、雪辱に燃える前々回覇者の積水化学が2強ながらも、実力伯仲のチームが多く、激しい争いが期待されている。

 【クイーンズ駅伝参加チーム】

★前回大会で8位までのシードチーム

JP日本郵政グループ、積水化学、しまむら、パナソニック、エディオン、岩谷産業、第一生命グループ、資生堂

★予選会(プリンセス駅伝)を勝ち上がった16チーム

三井住友海上、スターツ、天満屋、京セラ、シスメックス、ユニクロ、ルートインホテルズ、ユニバーサルエンターテインメント、豊田自動織機、大塚製薬、肥後銀行、ノーリツ、東京メトロ、ダイハツ、クラフティア、愛媛銀行