引用元:スポーツ報知
◆後援 ▽第43回全日本大学女子駅伝対校選手権(26日、弘進ゴムアスリートパーク仙台発着=6区間38・0キロ)
城西大が2時間3分28秒で2000年以来25年ぶり3度目の優勝を飾った。1区の本間香(きょう、1年)の区間新記録から首位を走り続け、5区の本沢美桜(2年)で3位に後退も、トップと1分17秒差で迎えた最終6区で主将の金子陽向(ひなた、4年)が区間新記録の猛追。ラスト約1キロで大東大を抜いて首位を奪い返し、杜(もり)の都に復活の大逆転勝利を刻んだ。(雨、15・5度、湿度89%、北北東の風1・1メートル=スタート時)
優勝の立役者となった金子のシューズにメッセージがあった。「ひなちゃんスマイル」。書いたのは、1年時からチームの主力として活躍しながらこの日、4年生で唯一メンバー入りを逃した高橋葵だった。7月に学生世界一を決めるワールドユニバーシティゲームズ(ドイツ)代表にも入ったが、駅伝シーズンに調子を上げきれなかった。悔しさもあったが、「ニコニコで帰ってきてくれたら」と高橋は、金子を送り出した。ゴールを見届けると「おめでとう、かっこよかったよ」と声をかけた。
4年生の選手3人は「日本一」を目指して城西大に入学した。今回は一緒に目標を達成できなかったが、雪辱の機会はある。12月の富士山駅伝へ「絶対にチームに貢献できる走り、存在感を示したい」と高橋が言えば、金子も「最後は4年生3人でしっかり走って頂点を持って帰りたい」ときっぱり。次こそ、友情のタスキをつなぎ、歓喜の瞬間を分かち合う。(手島 莉子)


