3月31日付で陸上女子中長距離の日本郵政グループを退部する広中璃梨佳(25)が、翌4月1日からユニクロへ移籍する見通しであることが30日、分かった。近日中に発表される。関係者によると、具体的な活動方針等は入社後に決まる。
日本郵政は今月11日、広中の31日限りでの退部と同社からの退職を発表。本人は「新たな環境でチャレンジするため卒業」とコメントし、SNSでも「今後についてはまた改めて発表します! 新たな環境での挑戦を温かく見守っていただけると嬉しいです」(ともに原文まま)としていた。
長崎商3年時の全国高校駅伝で、エース区間1区の区間賞に輝くなど駅伝では無類の強さを誇り「スーパー女子高生」と呼ばれた。19年に日本郵政加入後、全日本実業団対抗女子駅伝(クイーンズ駅伝)で2連覇を達成。トラックの1万メートルでは21年東京五輪7位、昨年9月の世界選手権東京大会6位入賞に食い込んだ。
そんな国内屈指のランナーが新天地に選んだのは、衣料品大手ユニクロの女子陸上部だった。24年パリ五輪1500メートル代表の後藤夢らが在籍しているが、クイーンズ駅伝の優勝はまだなく、昨年の6位が最高成績だった。広中の加入は間違いなく大型補強。トレードマークのキャップをかぶって知名度も向上させる。
トラックでは5000メートルの日本記録保持者、田中希実との対決も注目される。新たな環境で走りを磨きハイレベルな争いを続ける。
◆ユニクロ女子陸上部 1997年(平9)創部。全日本実業団対抗女子駅伝(クイーンズ駅伝)は03年に初出場し、25年まで14度出場。最高成績は同年の6位。長谷川重夫監督。青学大の原晋監督がスペシャルアドバイザーを務める。活動拠点は千葉県浦安市。
◆広中璃梨佳(ひろなか・りりか)2000年(平12)11月24日生まれ、長崎市出身。桜が原中で本格的に開始。16年から全国都道府県対抗女子駅伝で6大会連続区間賞。長崎商高時代の18年にはアジアジュニア選手権1500メートルで優勝。日本郵政グループに進み、日本選手権1万メートルを4度制した。自己ベスト30分39秒71は日本歴代2位。全日本実業団対抗女子駅伝は区間賞4度。座右の銘は不撓(ふとう)不屈。163センチ。
【陸上】広中璃梨佳、4月1日からユニクロへ移籍へ 31日限りで日本郵政グループを退部
引用元:日刊スポーツ


