引用元:東スポWEB
第102回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)で3年連続9度目の総合優勝を果たした青学大の原晋監督が、指導者への誹謗中傷による〝弊害〟を指摘した。
時代に合わせた応援文化の醸成とアスリートが安心して競技に打ち込める環境づくりを推進するプロジェクト「RESPECTion!」の始動会見が26日に都内で行われ、共同代表を務める原監督が誹謗中傷の根絶に向けた思いを吐露。現在はアスリートへの誹謗中傷が大きな問題となっているが、指導者にも誹謗中傷が届いている。「誹謗中傷がない、起こらないような文化にしていかないと、指導者のなり手がいなくなる。メンタルがすごい私みたいな指導者ばかりだったらまだいいですけど…」と課題を口にした。
誹謗中傷により、スポーツ界だけでなく、教育現場、会社での指導者減少も危惧している。「これはスポーツ界の問題だけではなくて、社会で言えば管理職になりたくない、教員になりたくないというような。特に教員の採用試験の応募がすごい減っている。責任ある立場になると、それだけ風当たりが強くなって、結果的に誹謗中傷というものが出やすい立場になってくる」と語った。
その上で「誹謗中傷されて指導者になりたくない、教員なんかなりたくない、しんどいという文化ではなく、指導者、先生、管理職がしっかりとした能力を持ってリスペクトをされることで部下たちも輝いてくる。もちろん逆のパターンもあるけど、そういう社会にしないと日本の価値、文化、知識の向上、スポーツの向上が成り立ってこないような気がする」との見方を示した。
誹謗中傷はアスリートだけでなく、多方面に大きな悪影響を与えているようだ。


