川野将虎がハーフマラソン競歩で優勝 アジア大会代表入りへ前進 勝木隼人は4着【全日本競歩能美大会】

川野将虎がハーフマラソン競歩で優勝 アジア大会代表入りへ前進 勝木隼人は4着【全日本競歩能美大会】

■第50回全日本競歩能美大会・ハーフマラソン競歩(15日、石川・能美 21.0975km)

今年9月に32年ぶりに名古屋で開幕するアジア大会の代表選考会を兼ねた第50回全日本競歩能美大会(ハーフマラソン競歩)が行われ、男子35㎞競歩の日本記録保持者(2時間21分47秒)の川野将虎(27、旭化成)が1時間21分52秒で優勝。アジア大会代表入りへ前進した。

競歩は24年に世界陸連が26年以降の競歩の距離変更を発表したことを受け、日本でもマラソン(42.195km)、ハーフマラソン(21.0975km)に距離を変更。今レースは根上総合文化会館前をスタートし、1週約1㎞のコースを往復する。

スタート直後は勝木隼人(35、自衛隊体育学校)を先頭に集団が形成されたが、1周目通過時点では丸尾知司(34、愛知製鋼)がトップに。その後ろに川野、勝木が続き、レースを引っ張る展開となった。5周目付近で勝木は一度先頭集団から離れたものの、後方で様子をうかがった。序盤からハイペースで進んだレースは、12周目を通過したところで川野がわずかに前に出た。後方の勝木は徐々にペースを上げ、終盤の残り3周でさらに加速したが、先頭を守った川野がラスト1周で力を振り絞り、トップでフィニッシュした。

昨年9月の東京世界陸上35kmで銅メダルを獲得した勝木は1時間22分29秒で4着。昨年9月の東京世界陸上で20kmと35kmの2種目に出場した丸尾は1時間23分01秒8着だった。なお、ハーフマラソン競歩では山西利和(30、愛知製鋼)が既にアジア大会に内定している。

女子はアジア選手権競歩の代表として出場した杉林歩(大阪大)が1時間41分04秒で日本人トップ。また、アジア大会は東京世界陸上の35km競歩代表、梅野倖子(23、LOCOK)が先月の日本選手権ハーフマラソン競歩を1時間35分01秒で制し、既に代表に内定している。その梅野はこの日行われたマラソン競歩でも優勝し、2冠を達成。2種目で代表内定を掴み取った。