◆Fukuoka Ohori Road Running(14日、福岡・大濠公園)
男子1マイルは、本田桜二郎(鳥取城北高)が4分0秒16の日本記録で優勝した。
2023年に館澤亨次(DeNA)が出した4分1秒26を1秒10更新。4月から早大に進学する中長距離のホープが、地元福岡で観客を沸かせた。
男子3000メートル障害でパリ五輪に出場した青木涼真(ホンダ)ら社会人のトップランナーも集まった中、本田が圧巻の走りを見せた。序盤から先頭集団でレースを進め、「余裕があったので」と1キロすぎでロングスパート。そのまま後続を突き放した。公園内を走る異例の大会で、「新鮮で楽しかった」と笑みを浮かべた。
福岡県大牟田市出身。レース後のインタビューでは「地元である福岡での開催ということで、より一層、気合が入っていた」と明かした。大牟田高2年冬の全国高校駅伝では、エースとしてチームの準優勝に貢献。同校のヘッドコーチだった赤池健氏が鳥取城北高の監督に就任したことに伴い、自身も昨春に転校した。昨冬の全国高校駅伝では2年連続で「花の1区」を任され、区間3位でチームも4位入賞を果たした。
早大への進学が決まっており、2月中旬から大学の練習に合流している。「レベルの高い方々ばかりで、自分も感化されている」と充実感を漂わせる。
圧巻のレース展開に、今大会の大会会長で、解説を務めた早大OB瀬古利彦氏も「最後のキレが素晴らしい」と絶賛。今春の早大には本田だけでなく、昨冬の全国高校駅伝で1区区間賞だった増子陽太(学法石川高)、同2位で今大会にも出場した新妻遼己(西脇工高)と都大路「花の1区」の1~3位がそろって入学する。箱根駅伝3連覇中の青学大を脅かす選手層になりそうで、瀬古氏も「青学に勝つ1番手。(監督の)原さんの鼻を折ってあげたい」とご満悦だ。
本田は「トラックでゆくゆくは世界を目指す中で、箱根駅伝でも勝てたら」と意気込む。長距離のロードシーズンからトラックシーズンに向けた移行期で、今大会はスピード強化を意識して出場した。「1500メートルより、5000メートルを視野に入れている。まずは日本選手権の(参加)標準記録(13分36秒00)を突破して出場し、決勝で戦うことが目標」。桜の開花が間近に迫った故郷で、本田が新たな旅立ちを最高の形で飾った。(伊藤瀬里加)
【OTTO】
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「青学に勝つ1番手」瀬古利彦氏も絶賛 今春早大進学の鳥取城北高・本田桜二郎が1マイルで驚異の日本新
引用元:西スポWEB OTTO!


