【名古屋ウィメンズ】信櫻空、初マラソンでMGC切符獲得 独自路線の24歳「ロス五輪に出場したい」

【名古屋ウィメンズ】信櫻空、初マラソンでMGC切符獲得 独自路線の24歳「ロス五輪に出場したい」

 ◇名古屋ウィメンズマラソン(2026年3月8日 バンテリンDナゴヤ発着の42・195キロ)

 名古屋ウィメンズが8日に行われ、マラソン初挑戦の信櫻空(しのざくら・そら、24=横浜市陸協)が2時間24分34秒で6位となり、2028年ロス五輪の代表選考会となる27年マラソングランドチャンピオンシップ(MGC)の出場権を獲得した。

 冷静にペースを保ち、第2集団でレースを進める。折り返してからは徐々に順位を上げ、樺沢和佳奈(三井住友海上)や五島莉乃(資生堂)らを抜いて前へ。6位でフィニッシュし、基準を満たしてMGC出場権を得た。

 「今日はとにかくMGC出場権を獲得することを目標にしていて、MGCの切符を確実につかむために第2集団でレースを進めました。風の影響もあってタイムは難しいかなとも思ったけど、前の集団の背中を近づけるようにと(考え方を)シフトして走ることができた。ただ、前(第1集団)に挑戦した選手と力の差があると感じているので。この2年で近づけるようにしたい」

 神奈川県横浜市出身の24歳。川崎市立橘高校を卒業後は実業団チームのパナソニックに進み、日本選手権の1500メートルで3位となった実績を持つ。25年1月に退部してからはチームに所属せず、横浜市陸協所属で競技を継続してきた。現在は高校の同期にマネジャーを務めてもらい、練習拠点を転々としながらトレーニングに励んでいる。

 初めての42・195キロを迎える前に、あえて経験者から「きつさ」などを積極的に聞き「マラソンに対してちょっと恐怖心を持ちながら練習をしてきた」という。MGCがゴールではなく「ロス五輪に出場したいと思っているので。そこで結果を残せるように頑張りたい」と話す24歳。独自の挑戦を続けていく。