引用元:スポニチアネックス
◇東京マラソン(2026年3月1日 都庁前~東京駅前の42.195キロ)
今秋の愛知・名古屋アジア大会の日本代表選考会を兼ねて行われ、“山の名探偵”の異名を取る工藤慎作(21=早大)が初のフルマラソンに臨み、2時間7分34秒の20位、日本人では5位に入った。「2時間9分以内で日本人6位以内」の条件を満たし、来年10月の28年ロサンゼルス五輪代表選考会「マラソングランドチャンピオンシップ」(MGC、名古屋)の出場権を獲得した
レースは序盤から一般参加の橋本龍一(28=プレス工業)が独走。26.5キロで海外勢の集団に追いつかれてかわされ、さらに日本記録保持者の大迫傑(34=リーニン)、前記録保持者の鈴木健吾(30=横浜市陸協)らの集団にも抜かれた。工藤は集団の後方に終始食らいつき、橋本を抜いてからは昨年の東京世界選手権代表の近藤亮太(26=三菱重工)を含めた4人による日本人トップ争いに加わった。
36キロ過ぎで大迫がペースアップすると、ついていけずに後退。それでも大迫、鈴木、市山翼(29=サンベルクス)、近藤に次ぐ日本人5番手でフィニッシュし、MGC出場権も獲得する大健闘で今後に期待を持たせた。
工藤は大学1年時から箱根駅伝の山上り区間の5区に3年連続で出場。3年となった今季は昨年11月の全日本大学駅伝8区で早大OB・渡辺康幸の区間記録を30年ぶりに更新して区間賞を獲得したが、箱根の5区では一時トップに立ちながら青学大・黒田朝日に抜かれて横路優勝を逃していた。

