「知名度とかも特にあるわけではなく…」 高卒実業団入りの安川電機・古賀淳紫が脚をつりながらも2度目のMGCへ

「知名度とかも特にあるわけではなく…」 高卒実業団入りの安川電機・古賀淳紫が脚をつりながらも2度目のMGCへ

 ◆別府大分毎日マラソン(1日、大分市高崎山・うみたまご前~ジェイリーススタジアム、42・195キロ)=スタート時の気象条件は晴れ、気温10度、湿度44%、北北西の風2・7メートル

 古賀淳紫(安川電機)が2時間7分46秒の6位で2大会連続のマラソングランドチャンピオンシップ(MGC)出場権を獲得した。

 日本人トップ争いを展開していたが、36キロすぎで右脚をつったような症状が出て後退。「このまま辞めるかもしれない」という気持ちも抱えながらも失速を最小限に抑えてMGCの出場権を確保した。

 レース後の会見は日本人1位の吉田祐也(GMOインターネットグループ)、同2位黒田朝日(青学大)と3人で臨み、「知名度とかも特にあるわけではなく、そんなに注目もされていない中でのレースだったので、とりあえず自分の中で普通に走ろうと思った。上位の2人(吉田、黒田)の力も借りながら走らせてもらったので助かりました。その中でMGCが取れたので、自信になった」と振り返った。

 箱根駅伝で輝きを放った吉田、黒田らとは対照的に、古賀は近年では珍しい高卒たたき上げの選手だ。鳥栖工高(佐賀)で陸上を始め、入部当初はマネジャー。そこから力を付け、卒業後は大学を経ずに安川電機に入社した。

 駅伝などロードを中心に活躍する29歳は、4年ぶりに自己ベストを更新。箱根を沸かせたスター選手に負けず、MGCでも存在感を発揮する。(伊藤瀬里加)

【OTTO】

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