◆別府大分毎日マラソン(1日、大分市高崎山・うみたまご前~ジェイリーススタジアム、42・195キロ)=スタート時の気象条件は晴れ、気温10度、湿度44%、北北西の風2・7メートル
16キロ過ぎで一般参加の有力選手、伊福陽太(住友電工)が転倒するアクシデントがあった。先頭が40人前後の大集団となる中、給水のタイミングで接触して転倒。上半身を強打してしばらく立ち上がれず、係員の手助けを受けて沿道に向かった。
伊福は早大在学中だった2024年の延岡西日本で初マラソンに臨み、2時間9分26秒の大会記録で優勝した。卒業後の昨年、住友電工に入社した。
レースは1キロ2分59秒~3分のペース設定で、最後までペースを保てば2時間6分台でのフィニッシュとなる。
注目は1月の箱根駅伝5区で区間新記録を樹立し、「シン・山の神」として注目を集めた青学大の黒田朝日(4年)。フルマラソンは昨年2月の大阪で日本人学生最高記録の2時間6分5秒をマークしており、今大会は招待選手として出場する。
箱根駅伝3連覇の青学大からは黒田以外に8区区間新記録の塩出翔太(4年)、3区を走った宇田川瞬矢(同)、4区の平松享祐(3年)、体調不良のために当日変更で箱根出走を果たせなかった荒巻朋熙(4年)の4人が出走する。前回大会では当時青学大4年だった「若様」こと若林宏樹が〝引退レース〟で2時間6分7秒の初マラソン日本最高をマークし、日本人トップの2位に入った。再び青学旋風が起きるか注目される。
国内招待選手で最速の自己ベストを誇るのは、吉田祐也(GMOインターネットグループ)で、2時間5分16秒。昨年の世界選手権東京大会に出場した実力者だ。前回別大に出場した2020年大会は2時間8分30秒の好記録で日本人トップの3位。当時青学大の4年生で、卒業後の競技引退を決めていたが、この大会での好走もあって現役続行の道が開いた。思い入れのある大会で初優勝を目指す。
33歳の井上大仁(三菱重工)も実績十分。2018年ジャカルタ・アジア大会の金メダリストは昨年の東京で2時間6分14秒の自己ベストをマークしている。
今大会は今秋の名古屋アジア大会と、来年開催予定の2028年ロサンゼルス五輪代表選考会「マラソン・グランドチャンピオンシップ(MGC)」選考会を兼ねる。MGCは2時間6分30秒以内をマークすれば順位に関係なく、もしくは日本人6位以内で2時間9分以内であれば出場権を得る。また、「ファストパス」としてMGC開催前の指定された大会で、MGCファストパス設定記録(男子は2時間03分59秒)を突破した記録最上位の選手1人がロス五輪代表に内定する。
【OTTO】
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延岡西日本Vの有力選手、伊福陽太が転倒のアクシデント 自力で立ち上がれず【別府大分毎日マラソン】
引用元:西スポWEB OTTO!


