富士通陸上競技部は23日、東京五輪男子マラソン日本代表の中村匠吾選手が2026年3月31日をもって現役引退することを発表しました。
中村選手は1992年生まれの33歳。駒沢大学在学時に箱根駅伝に出場。4年生のときには1区で区間賞を獲得しました。その後、富士通陸上競技部に所属し、マラソンへ転向。2018年びわ湖毎日マラソン7位(日本人1位)、2018年 ベルリンマラソン4位、2019年マラソングランドチャンピオンシップ優勝などの実績を残し、2021年には東京五輪男子マラソン日本代表に選ばれました。
中村選手は公式サイトでコメントを発表。「お世話になりました全ての皆さまへ」と題をつけて「このたび、現役選手としての競技生活に一区切りをつけ、引退する決断をいたしました」とつづりました。
続けて小学5年生から始まった競技人生を振り返り、「長い年月をかけて私の人生そのものとなりました。その競技人生の締めくくりを、富士通陸上競技部で迎えられたことを、心から幸せに思っています。駒澤大学を卒業後は富士通に入社し、会社のご理解とご支援のもと、東京2020オリンピックまでは母校を練習拠点としながら競技に挑戦させていただきました。その後、チームへ合流し、福嶋正総監督をはじめとするスタッフの皆さまのもとで、再び世界の舞台を目指した競技生活が始まりました。その中で、2021年のニューイヤー駅伝や2024年の北海道マラソンでの優勝など、忘れられない経験を重ねることができました。オリンピックの舞台を走れたことは、私の競技の大きな節目となった大会であり今も心に残っています。そして、世界の舞台を目標に富士通の仲間とともに挑戦し続けた日々は、結果以上に充実した、本当に楽しい時間でした。競技人生を振り返ると、多くの指導者、チームメイト、関係者の皆さまと出会い、支え合いながら歩めた経験は、私にとってかけがえのない財産であり、私の競技人生の土台を築いていただきました駒澤大学陸上競技部の大八木弘明総監督をはじめ、これまでご指導くださったすべての指導者の皆さまに、心より感謝申し上げます。また、これまで富士通陸上競技部のスタッフの皆さまには、競技面だけでなく、一人の競技者として、また社会人として成長するための多くの学びと機会を与えていただきました。富士通という恵まれた環境のもと、最後まで挑戦を続けさせていただいたことに、深く感謝申し上げます」などと思いを明かしました。
中村選手は、3月末の引退までに、第1回四日市みなとランフェスティバル、第19回美し国三重市町対抗駅伝、第21回阿波シティマラソンの3大会に出場予定であることも明かしています。
【マラソン】東京五輪出場の中村匠吾が引退 箱根から日本代表 富士通・福嶋総監督&駒大・大八木総監督ら恩人への感謝もつづる
引用元:日テレNEWS NNN


