大阪国際から世界へ羽ばたいた小林香菜「勝てる強さ求めたい」 前回のヒロインが飛躍誓う

引用元:産経新聞
大阪国際から世界へ羽ばたいた小林香菜「勝てる強さ求めたい」 前回のヒロインが飛躍誓う

第45回大阪国際女子マラソン(産経新聞社など主催、奥村組協賛)が25日に開催される。昨年の第44回大会では、当時23歳の小林香菜(大塚製薬)が2時間21分19秒の好タイムで日本人トップの2位に入った。実業団1年目ながら前半は果敢に先頭集団で走り、終盤の逆転劇で自己ベストを大幅に更新。世界選手権東京大会の切符をつかみ、初の大舞台でも7位入賞と健闘した。前回の大阪国際を振り返りながら、今後のプランを語ってもらった。

--改めて前回大会はどんな感想のレースでしたか

小林 世界選手権の参加標準記録(2時間23分30秒)を突破したいな、ぐらいのリラックスした気持ちで臨んでいたので、2位には驚きました。自身の成長が大きく結果につながったレースで、うれしいの一言でした。大阪は沿道から、元気のいい声で応援していただけるので、走っていても元気が出るんです。今後も大阪国際は走り続けたい。引退してから、基準タイムが切れるかが心配です(笑)。

--大学時代に大会独自の育成枠「ネクストヒロイン」として走った経験は生きていますか

小林 大学3年のとき、女性市民ランナー憧れのレースでもある大阪国際を走りたいと思い、急遽(きゅうきょ)、予定を変更して初めて出場しました。実業団の方たちとハーフ地点まで一緒に走れて、楽しかったのを今でも覚えています。4年のときには「ネクストヒロイン」に選んでいただき、うれしい気持ちがある半面、いい走りができるか不安もありました。それまで、日の目を見ずに走ることが多かったので。注目される中で走る貴重な経験になりました。

--昨年は世界選手権で7位入賞と飛躍の1年になりました

小林 大阪国際から始まり、世界選手権のためだけを考えて過ごした1年でした。今振り返っても、自分が世界で7位とは思えない結果でした。でも、夏のマラソンでタフなコースの中、そこまで速くなくても、世界と勝負ができると実感できました。25キロ地点ぐらいで一気に抜かれて、世界のスピードや本当の強さも見せつけられました。後で、動画を見返したら『こんなに(道路の)脇、走っていたんだ』と思うほど沿道に近いところを走って、少し長い距離を走ってもいました。そこは、まだまだ「市民ランナー」が残っています。位置取りなど「マラソンIQ」も高めないといけないですね。

--大学のサークルから実業団の世界へ飛び込みました。大塚製薬の河野匡(ただす)監督との出会いから学んだことは