大阪国際女子マラソン 小田美月と深田望友、ネクストヒロインから飛躍 前回大会2位から世界選手権代表の小林香菜に続く

大阪国際女子マラソン 小田美月と深田望友、ネクストヒロインから飛躍 前回大会2位から世界選手権代表の小林香菜に続く

25日号砲の「第45回大阪国際女子マラソン」(大阪・ヤンマースタジアム長居発着、サンケイスポーツなど主催、奥村組協賛)に向けて22日、大阪市内のホテルに選手村がオープンした。開村式に臨んだ大会独自の育成枠「ネクストヒロイン」の深田望友(20)と小田美月(19)は、ともにサークルの立命館大陸上競技同好会に所属。早大のサークル出身で前回大会2位から世界選手権代表へと羽ばたいた小林香菜(24)=大塚製薬=に続き、大阪から飛躍を目指す。

異色の新星2人が大阪国際を前に笑顔で開村式に臨んだ。立命大2年の深田は「自己ベストを更新して笑顔で終われるように」、同1年の小田は「海外の選手や実業団の選手と走ることはなかなかない。楽しんで走りたい」と言葉に力を込めた。

深田は京都・立命館宇治高、小田は大阪薫英女学院高出身。ともに強豪校で陸上に励んだが、卒業後は実業団や大学の陸上部ではない道を選んだ。走る楽しさを追い求める中で互いにマラソンに取り組む意欲があり、立命大のサークル「陸上競技同好会」で意気投合した。

サークルにはコーチはおらず、SNSなどで見つけた練習メニューをアレンジしてこなしたり、対話型生成AI「ChatGPT」とのやり取りの中で最適な形を模索したりしながら走り続けてきた。昨年11月23日の福知山マラソンでは、ともに準招待選手の参加記録を上回るタイムで深田が1位、小田が2位のワンツーフィニッシュ。少ない機会で結果を残し、今大会のネクストヒロインに選ばれた。

大阪国際では前回大会で早大の陸上サークル出身の小林が日本勢最高の2位に入った。昨年9月に東京で行われた世界選手権の代表を勝ち取り、7位入賞を果たした。

自身と境遇が近い小林の活躍に、深田は「サークルから頑張って努力して結果を残した人がいるんだと、頑張るきっかけになった」。小田も「サークルからでも世界で戦えることを示していて、モチベーションになっている」と話す。将来の実業団入りなど新たな可能性を切り開くべく、浪速路での好走を目指す。(邨田直人)

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