全国高校駅伝1区1~3位、早大に進む3選手が再戦か 全国男子駅伝

全国高校駅伝1区1~3位、早大に進む3選手が再戦か 全国男子駅伝

◆天皇杯第31回全国都道府県対抗男子駅伝競走大会(18日、広島)

 高校生は全国高校駅伝1区(10キロ)の再戦ムードが高まる。注目は、福島・学法石川初優勝の立役者で区間賞の増子陽太、区間2位の新妻遼己(はるき)(兵庫・西脇工)、同3位の本田桜二郎(鳥取城北)の3人。連勝か、雪辱か―。いずれも今春、早大に進学予定で高校最後の決戦に挑む。

 増子は都大路で歴代日本人最高記録の28分20秒で、新妻遼に20秒差をつけて圧勝。「自分だけの力じゃない」と謙遜する。2年時から故障や貧血に苦しみ、3年時は全国高校総体の出場を逃した。飛躍の要因は「家族、監督、仲間の存在が大きい」。感謝の思いをぶつける。

 安芸路は相性がいい。中学3年は6区1位、高校1年は4区2位、2年は1区3位。「早大進学組は強くて今後が楽しみ。福島の優勝を目指し、区間賞を目標に頑張る」と意気込む。

 新妻遼は全国高校総体と国民スポーツ大会少年Aの5000メートル覇者の意地がある。「(広島で)リベンジをしたい」。本田とともに10日に米国であるU20(20歳未満)世界クロスカントリー選手権に日本代表で出場。強行日程にも打ち勝つ。

 本田も「区間が同じならリベンジしたい」と気合十分だ。昨春、福岡・大牟田の監督や選手とともに鳥取城北へ集団転校。初エントリーされ「いろいろ迷惑やお世話をかけた。最後に恩返しの走りができたら」。特別な気持ちで臨む。

 エントリーした高校生は5000メートル13分台が前年より6人増の29人とハイレベルな争いが予想される。ランキング5位の土間董哉(なおや)(広島・世羅)は左膝痛の影響で1区31位だった都大路の雪辱を期す。