引用元:東スポWEB
第102回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)で総合9位に入り、来年のシード権を獲得した帝京大・中野孝之監督が、大逆転劇を見せた選手たちをたたえた。
前日2日の往路で17位と出遅れ、往路終了時点でシード圏内の10位との差は4分15秒差だった。しかし、3日の復路で意地の追い上げ劇を披露した。6区の広田陸(3年)、7区の柴戸遼太(4年)が区間6位、8区の松井一(2年)、9区の尾崎仁哉(4年)が同4位、10区の鎗田大輝(4年)が同5位と、全員が区間一ケタ順位の力走。総合9位に食い込み、3年連続でシード権を手にした。
帝京大は箱根路に19年連続で出場中。中野監督は「出場し続けるのもすごく難しい。ここ最近これだけ記録が上がっている。失敗ができないレースの中で、19~22歳の学生がやるスポーツにしては、ものすごく重いと思う。でも、それをやり切れる彼らを、私は尊敬する」と難しさを明かした。
その上で「やっぱり底力があったね。学生って本当にすごい」と喜びをあらわにした。選手の追い上げには「箱根駅伝は、1区間で一喜一憂してはダメと、彼らに言っている。本当に積み重ねた結果。うちはエースはいないし、みんなで『おいやるぞ』と言っている。本当に学生スポーツだと思う。たった1人のエースとか、スター選手に動かされるのではないなと感じた」。
驚異の逆転劇はチーム全員の〝帝京魂〟からだった。


