「リベンジは絶対」国学院大・野中恒亨、達成感より悔しさ 過去最高総合2位にも「次は優勝だけ」 体の強さ追求、来年ラスト箱根へ鋭い視線【箱根駅伝】

引用元:中日スポーツ
「リベンジは絶対」国学院大・野中恒亨、達成感より悔しさ 過去最高総合2位にも「次は優勝だけ」 体の強さ追求、来年ラスト箱根へ鋭い視線【箱根駅伝】

◇3日 箱根駅伝・復路

 全てを出し尽くして涙に暮れた4年生に対し、下級生はそろって鋭い視線だった。国学院大は過去最高の総合2位。達成感よりも、届かなかった悔しさに浸った。

 3区3位の野中恒亨(3年)は「次は優勝だけ」ときっぱり。大会前に前田康弘監督から、キーマンに指名されていた。イメージは先頭に立ってのたすきリレーだったが、結果は区間トップから1分遅れ。涙に暮れる先輩たちを横目に、唇をかんだ。

 「こんなことしているうちは、エースなんて言ってられない。リベンジは絶対」。昨年11月に1万メートルで大学記録をマークした激走の反動はあったが、言い訳はしなかった。「僕の中では、103回大会に向けて動いている」と疲労に負けない体の強さを追求。ラスト箱根こそ区間賞で笑う。

 続く4区で区間4位だった辻原輝(3年)は、神奈川県二宮町出身。熱望していた地元での出走がかなった。声援は格別だった。家族にも愛犬にも見守ってもらった。お祭り気分はこれで終わり。来年はエースの看板を狙い、実力者がそろう区間を目指す。

 4年生2人が区間賞だった中、辻原は「応援していて、本当に優勝の希望が見えた。自分も後輩に希望を見せる走りができたら」。背中で引っ張るため、練習での走行距離にこだわる。

 前田監督は「守りの走りの選手もいた。もっと攻めて区間賞を取りにいく選手が出れば、優勝は来ると思う」。青学とは2分33秒差。弱さと向き合って伸びしろを見いだし、来年の1月3日こそ、大手町で歓喜の瞬間を迎えてみせる。