【箱根駅伝】青学大・原晋監督が誇る「秘密兵器」1年生トリオの横顔

引用元:日刊スポーツ
【箱根駅伝】青学大・原晋監督が誇る「秘密兵器」1年生トリオの横顔

 第102回東京箱根間往復大学駅伝(1月2、3日)で青学大が、史上初の同一チーム2度目の3連覇に挑む。今季の大学3大駅伝は無冠だったが、11月以降はトラック1万メートルとハーフマラソンで好記録が続出。エース黒田朝日(4年=玉野光南)に注目が集まる一方、「俺が青学を勝たせる」と箱根デビューに燃える下級生にもスポットライトを当てる。フレッシュグリーンの新戦力を2回に分けて紹介する。

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 青学大の原晋監督(58)が、昨年12月29日発表の区間エントリーで1年生3選手を配置した。勝負の分岐点となりそうなのが、山登り5区と下り6区。とりわけ、特殊区間に置いた2選手は「秘密兵器」と豪語する。

 前回、若林宏樹が区間新記録を樹立した5区に入ったのは、松田祐真(1年=大牟田)。昨年2月のU20日本選手権クロスカントリー(8キロ)で4位入賞の実績を持つ。

 そして、前回6区で区間新をマークした野村昭夢(住友電工)の後を継いだのは、石川浩輝(1年=佐久長聖)。24年、全国高校駅伝7区区間賞で佐久長聖の2連覇に貢献するなどロードへの適性は十分ある。昨年12月11日の壮行会では「4年生の先輩がとても大好きで、今回の箱根駅伝は4年生のためにしっかり走ろうと。任せられた区間全てで区間賞を狙い、勢いで走っていきたい」と宣言していた。

 昨年11月のMARCH対抗戦(1万メートル)で28分20秒台で好走した上野山拳士朗(1年=和歌山北)は2区登録。エース黒田との当日変更となりそうだが、登り坂を得意とする好ランナーだ。

 3人は昨年10月の出雲、11月の全日本では出走どころか、登録もされていない。しかし、原監督は「山登り、下りの候補なので、未知数なのですが、ここで表現できるか」と箱根路での新戦力の覚醒に期待を寄せる。

 2015年の初優勝から通算8度の総合優勝を誇る青学大。しかし、優勝を逃した3大会はいずれも山登り5区がブレーキとなっていた。黒田の5区起用も問われたが、「自信はあります。昨年並みの走りを期待してください」と原監督。「3代目山の神」となったOB神野大地(M&Aベストパートナーズ)のようなニューヒーロー誕生を待ちわびている。【泉光太郎】