実力者に若手が挑む大阪国際 松田瑞生「自己新で優勝」、矢田みくに「攻めてMGC」

引用元:産経新聞
実力者に若手が挑む大阪国際 松田瑞生「自己新で優勝」、矢田みくに「攻めてMGC」

来年1月26日に行われる「第45回大阪国際女子マラソン」(産経新聞社など主催、奥村組協賛)の招待選手が22日発表された。

2027年秋に開催されるMGCの出場権を懸け、実力者に若手が挑む。注目は、ともに世界の舞台を経験し、悔しさをバネに大阪国際に照準を合わせてきた松田瑞生(ダイハツ)と矢田みくに(エディオン)の2人だ。

松田は地元の大阪国際で3勝を誇る。日の丸を背負うという強い思いで挑んだ前回大会は7位と失速。ただ、心が折れるどころか、闘争心に火が付いた。

「この1年、大阪のためだけにスケジュールを組んだ。ずっと距離は踏んだまま、いい練習ができている」と力を込める。11月の全日本実業団対抗女子駅伝はチームに貢献できなかったが「練習とレースのかみ合わせがうまくいけば、爆発的な走りができる」と課題も把握済み。「自己記録(2時間20分42秒)を更新して優勝」と宣言した。

一方、マラソン初挑戦の矢田は、5月のアジア選手権1万メートルで自己記録の31分12秒21をマークして銅メダル。ただ、9月の世界選手権東京大会1万メートルは20位と不完全燃焼に終わり、悔しい思いもした。

「五輪でメダル」という夢へ向けて「自分の殻を破る」と決意。その舞台に浪速路を選んだ。実業団駅伝では主将としてチームの初優勝に貢献。レースで走った最長は約10キロだが「ロードは楽しい。頭を使いつつ、攻めつつ、MGC出場権を絶対取りたい」と意気込んでいる。

2時間22分11秒の自己記録を持つ上杉真穂(東京メトロ)も実績は十分。大阪国際には過去3度出場し全て4位以内。「リズムが作りやすい。攻めた走りで自己ベストを確実にクリアしたい」と力強い。

経験か、勢いか-。28年ロサンゼルス五輪を目指した熱い戦いが幕を開ける。(田中一毅)