降雨の中、女子連覇の長野東 クロスカントリーで鍛え「悪条件の方が有利」 全国高校駅伝

引用元:産経新聞
降雨の中、女子連覇の長野東 クロスカントリーで鍛え「悪条件の方が有利」 全国高校駅伝

全国高校駅伝は21日、京都市のたけびしスタジアム京都発着で行われ、第37回の女子(5区間、21・0975キロ)は長野東が1時間6分30秒で2年連続3度目の優勝を果たした。

女子で連覇を達成した長野東にとって、雨が降りしきる悪条件も不安材料にはならなかった。タイムは歴代2位の1時間6分30秒。横打監督は「想定以上だった」と感慨に浸った。

1区を走った2年の川上が立命館宇治と激闘の末、トップで2区の田畑主将にタスキをつなぐと、後は独走だった。留学生がしのぎを削る3区はエースの真柴が区間新で後続を突き放す。真柴は肉離れや疲労骨折に苦しんだ1年だったが、「みんなのことを考えて、頑張れた」。アンカーの今井は「必ず1位でゴールを切ることを目標にしていた」と胸を張った。

裏打ちされた練習がある。地域の人々が整備している河川敷のクロスカントリーコースを悪天候の日でも走ってきた。田畑は「悪いコンディションの方が有利だと思っていた」と話す。石川県出身で能登半島地震の被災地から進学した今井も感謝の思いを胸に練習を続けてきた。

大会前日、選手たちが示した目標タイムは、大会記録を上回っていたという。「そういう意識のチーム。成長のすごさに驚かされるばかり」と指揮官。独走劇は後輩への道標にもなるはずだ。(嶋田知加子)