引用元:スポニチアネックス
◇全国高校駅伝 男子7区間42・195キロ(2025年12月21日 たけびしスタジアム京都発着)
学法石川(福島)が15年連続17回目の出場で初優勝した。2時間0分36秒のタイムは高校新で大会新記録。「1強」の前評判で、2位で同じく高校新で大会新記録を更新した仙台育英(宮城)に23秒差を付けて圧勝した。10キロある1区を増子陽太(3年)が日本選手最高を更新する28分20秒で走破し、築いたリードを守り切った。
「県大会でも同じタイムを出せた。心の余裕を持って走れた」
優勝後、増子が落ち着いた表情で振り返った。28分20秒は昨年、同じ1区で八千代松陰の鈴木流胤(るい=現早大)が樹立した28分43秒を23秒も更新した。ところが初優勝の立役者は今夏まで1年近く、貧血に苦しんだ。7月のインターハイを欠場したが、吸収のいい食事に変えたことで復調。「入学したときから“この代で優勝したい”と松田監督が言ってくれた」。期待をかけて指導してくれた、松田和宏監督への恩返しを高校最後の大舞台で果たせた達成感を語った。卒業後は早大へ進学予定という。
「4区で追い付かれても5、6区で競ってアンカー勝負」。松田監督は仙台育英の前評判の高さから接戦を予想した。終わってみれば、1区から一度もトップを譲らなかった。
「増子がリードを作ってくれた。想定通りのレースができた」
自身が現役時代、座骨神経痛に苦しんだ経験もあり、ロードを走らず土のグランドやクロスカントリーで鍛える指導を続けてきた。京都入り後は市内の中学校グランドを借りて練習。「これからも他の学校と違った形で勝ちたい」と意気込んだ。


