「Spring Trial in Waseda」が21日、早稲田大学所沢キャンパスの織田幹雄記念陸上競技場で開催。1500m、3000m、5000m、10000mの4種目が行われました。
この競技会には、大学生や社会人のみならず、早稲田大学をはじめ中央大学、駒澤大学、城西大学といった箱根駅伝常連校に入学予定の高校生も数多く出場しました。その中で存在感が際立ったのが早大に進学する本田桜二郎選手(鳥取城北高校・鳥取)でした。
本田選手は、同じく早大入学予定の新妻遼己選手(西脇工業高校・兵庫)と共に3000mに出場。「3連戦の最後ということで、今までの全てを出し切るつもりで、高校記録を狙ってチャレンジしていきました」と、佐藤圭汰選手(現・駒澤大学)が持つ7分50秒81の日本高校記録を目指し、前方に位置取って積極的にレースを進めました。
そして、残り1000mを切ってペースアップ。「遼己がちょっときつそうだったので、そこで出ようと思いました。それと、高校記録狙うんだったらもう出るしかないなと思って出ました」と集団を抜け出し、単独で先頭に踊り出ました。残り600mからは「動かなかったです」とややペースダウン。組1着(全体1位)でフィニッシュしたものの、タイムは7分55秒77と狙っていた高校記録には届きませんでした。それでも、日本高校歴代3位の好記録でした。
「やっぱり1位を狙っていたので、悔しさはありますが、自分の実力は出せたのかなと思います」と、悔しさを滲ませつつレースを振り返りました。
本田選手は、1週間前のFukuoka Ohori Road Running(3月14日、福岡・大濠公園)では、ロード1マイルで4分00秒16の日本新記録を樹立し、実業団勢をも抑えて優勝を飾っています。さらに、その前の週の金栗杯玉名ハーフマラソン(3月8日、熊本・玉名市)では、男子10kmの部で29分15秒の好記録をマークし、留学生のF・ムティアニ選手(山梨学院高校)をも抑えて圧勝しました。今回のレースも合わせて3週連続で異なる距離のレースできっちりと結果を残し、マルチぶりを発揮しています。
「次からは高校のカテゴリーじゃなくてシニアのカテゴリーとなるので、そういった年上の方にも勝ち切るレースをしていきたいと思っています。現状ではあまり駅伝は考えていなくて、今年はアジア大会、U20のアジア選手権と世界選手権があるので、まずはそこを考えてトラックで勝負できるようにしていきたいです」
即戦力としても期待される本田選手は、まずはトラックシーズンで活躍を誓っていました。
本田選手には遅れをとったものの、組3着の新妻選手も高校歴代10位となる8分2秒57の好記録でした。また、同じ組では、中央大学に進学する台湾からの留学生、簡子傑選手(仙台育英高・宮城)も8分5秒68の好記録で4着に入りました。
1500mには、本田選手、新妻選手と共に早大に進む増子陽太選手(学法石川高校・福島)が出場しました。高校の先輩に当たる山口智規選手(早稲田大学)が1100mまでペースメーカーを務めるなか、積極的にレースを進め4着でフィニッシュ。3分45秒72の自己ベストをマークしました。昨年末の全国高校駅伝1区で日本選手最高タイムを打ち立てるなど世代ナンバーワンと称される増子選手は、この後、3月28日にオーストラリア・メルボルンで3000mのレースに出場予定です。本田選手、新妻選手の快走を受けて、増子選手が高校ラストレースでどのような走りを見せるでしょうか。
【陸上】早大進学予定の本田桜二郎が3000m高校歴代3位 その他にも新年度の大学ルーキーズが躍動!
引用元:日テレNEWS NNN


