【高校駅伝女子】久保凛 9人抜きも“悔し涙”「まだまだ自分は弱い」 昨年の16人に及ばず区間3位

【高校駅伝女子】久保凛 9人抜きも“悔し涙”「まだまだ自分は弱い」 昨年の16人に及ばず区間3位

 ◇全国高校駅伝 女子5区間21・0975キロ(2025年12月21日 たけびしスタジアム京都発着)

 第37回全国高校駅伝が21日、京都市内で行われた。女子の注目選手である女子800メートルの日本記録保持者・久保凛(東大阪大敬愛)が今年もごぼう抜きの快走を見せた。

 今年も4.0975kmの2区でエントリー。小雨が降る中、18位のトップと1分1秒差でスタートすると快調にリズムを刻み、順位を9位まで押し上げた。区間新記録はならなかったが、トラックを本職とする久保は見事な走りで、区間3位の13分2秒となった。

 ただ、悔しさもあったか。取材対応中も目が充血。途中から涙声になり「今の全力がこの結果なので、まだまだ自分は弱いと思った。もっと世界で活躍して、オリンピックや世界陸上でメダルを取れるような選手になりたいなと思います」と語った。

 最終学年の今年には、期するところがあった。 「きょうが自分にとって最後の駅伝となったので、悔いのないように終わりたいっていうのと、納得のいく走りができるようにという気持ちで走らせてもらった」と意気込んでのスタートだった。

 ただ、区間新には及ばず。「去年よりもタイムが遅くて、足が動いたんですけど、下り坂の部分でもう少しスピードを出して突っ込んだ走りができたらよかったなと思う」と課題も口にした。

 昨年は2区で12分47秒の区間賞を獲得した。21位でたすきを受け、16人抜きの快走で5位まで浮上。一昨年35位だったチームを6位入賞へと導く原動力となった。

 それでも小林祐梨子が持つ区間記録には12秒及ばず「区間新を狙っていたんですけど…」と満足感は半分。その思いを今年の都大路でぶつけた。女子800メートルの日本記録保持者で、最も得意とする距離ではないが、奮闘だった。