【陸上】山縣亮太、慶大専任講師と二刀流「若い世代に経験、技術を」日本記録更新にも意欲

【陸上】山縣亮太、慶大専任講師と二刀流「若い世代に経験、技術を」日本記録更新にも意欲

 陸上男子100メートル日本記録保持者の山縣亮太(セイコー)が30日、オンラインで会見を開き、来年度から競技を継続しながら慶大体育研究所の専任講師に就任すると明かした。

 「母校の慶大で好きな陸上競技を研究できること、若い新しい世代の皆さんに自分の培ってきた経験、技術を伝える機会をいただいた。ワクワクした気持ちでいっぱい」と話した。

 競技と研究を進めながら週に数コマ、一般学生に授業を行う予定。「自分を実験台にしながら、漠然とした理論を研究で文字にしたり、整理する作業をしっかりしたい。その上で、今年9秒台、日本記録出せれば、その時に感じていたこと一つ一つが次の世代に残せる財産になる」と意欲を語った。

 昨季10秒08を出し、完全復活の手応えを感じている。今季のテーマは「日本代表復帰」と設定。「日本記録を出す準備が整ってきている。昨年10秒0台で走れたことは一つの自信にして、そこから多くの者を積み上げていく発想で9秒台、日本記録を目指したい」と語った。9月の名古屋アジア大会出場がターゲットとなる。

 2月15日に鹿児島で行われる「Japan Athlete Games in Osaki」の60メートル出場を予定しており、現在は練習量を積む日々。まずは世界室内選手権(3月・ポーランド)の60メートル参加標準記録6秒59突破を目指す。山懸は「(100メートルで)日本記録を更新できるように。アジア大会の代表になれるように頑張りたい」と意気込んだ。