第102回東京箱根間往復大学駅伝(来年1月2、3日)の出場校で、現在6年連続シード獲得中の創価大が17日、東京・八王子市内で会見した。
今大会の目標は「総合3位以上」を掲げる。2021年に過去最高の総合2位に導いた榎木和貴監督(51)は「大エース、ゲームチェンジャーがいない中で区間5位以内で戦える総合力で勝負するという、チームで戦う意識が11月以降の試合で体現できつつある。前回はそれぞれの区間で波のある駅伝だったが、今回は区間5位にまとめる力がつけられている」。仕上がりの良さを強調した。
今季の大学3大駅伝は、10月の出雲3位、11月の全日本7位と手堅さが光った。4年生の出場は野沢悠真(利府)と石丸惇那(出水中央)の2人だけだが、出雲で全6選手が区間5位以内、全日本では全8選手が区間10位以内。「3大駅伝3位以内」のシーズン目標には届かなかったが、総合力の高さを見せた。
総合7位の前回は、花の2区で大エース吉田響(現サンベルクス)が、日本人最高タイムをマーク。今大会は1年時から経験豊富の留学生スティーブン・ムチーニ(3年=ミクユニ)の2区起用が濃厚だが、絶対的な日本人エースの不在が不安材料となっていた。
それでも、指揮官は「山登りと下りに新たな人材も台頭してきた。(前回の)経験者7名も残っている。雰囲気を味わえたのは大きなアドバンテージ。3大駅伝で経験を積んだ選手もいるので、総合3位を目指せる布陣」と自信を見せる。
前回2連覇の青学大、駒大、国学院大、早大、中大の「5強」に割って入り、上位争いをする上でリードとなりそうなのが、往路の山登り5区だ。
前回経験者の山口翔輝(2年=大牟田)は今季の好調株。11月の世田谷246ハーフマラソンでは青学大勢や実業団の外国人選手を押さえてトップでフィニッシュ。さらに同月の日体大記録会1万メートルでも28分32秒51の自己ベストを出した。
2度目の山登りへ、山口自身も「(前回は)自分が往路5位に落としてしまったのが、大きな反省点。主力として箱根駅伝に出場するので、順位を上げてフィニッシュしたい」と話す。
総合2位だった21年には往路優勝も成した実力校。1万メートル上位10人平均タイムでは20チーム中4位(28分33秒12)につけており、5強に対抗する力と言える。
「我々が目指す総合3位は簡単な壁ではない。『5強』と言われる強い大学を含め、また予選会から勝ち上がってきた大学を含め21チームとの勝負になる。強い心を持って戦いに挑みたい」と指揮官。闘争心むき出しで“5強崩し”を狙う。【泉光太郎】
【箱根駅伝】創価大・榎木監督「総合3位を目指せる布陣」好調株・山口翔輝ら総合力の高さが強み
引用元:日刊スポーツ


