引用元:東スポWEB
新たな歴史を刻めるか――。第102回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)の注目校を6回に分けて紹介する連載の第4回は出雲駅伝覇者の国学院大をピックアップ。〝5本柱〟を軸に悲願の初Vを目指す。
【群雄割拠の箱根路に挑む6強たち(4)】今季は出雲駅伝を2年連続で制したものの、全日本大学駅伝は4位に終わり、2年連続の2冠を逃した。ただ、前田康弘監督(47)は悲観していない。「勝ってしまうと、なかなか自分の走りを振り返ることもないと思うし、私自身も〝勝ったから良かった〟というひと言でまとめてしまう。負けてみて、まだ自分たちに足りないものが確実に見えるものかなと思う」とプラスに捉えている。
ライバルの青学大は黒田朝日、駒大は佐藤圭汰(ともに4年)が大黒柱だ。ともに爆発的な力を持つ両エースに警戒感を示したが、国学院大も負けていない。絶対的エースは不在ながら上原琉翔、青木瑠郁、高山豪起(いずれも4年)、辻原輝、野中恒亨(ともに3年)の〝5本柱〟を擁するのが国学院大の強みだ。
前田監督は「5人とも力を出せれば優勝に近づける。他の大学は5枚もいないと思うので、この5人が区間3番以内で任された区間を走れれば、優勝は引き寄せられる」と声を大にした。
〝5本柱〟のキーマン候補は野中だ。11月の八王子ロングディスタンスでは1万メートルで日本人学生歴代6位(27分37秒13)のタイムをマーク。しかし、当時の調子は「90点くらい」と話すなど、あくまで発展途上の段階だったという野中は「国学院大をもっと勢いづけて、歴史を変えていく走りをしていきたい」と力強く宣言。
箱根路で「120点」を狙う成長株が、箱根路制覇に導く。


