来年1月2、3日に行われる「第102回東京箱根間往復大学駅伝競走(往路107.5キロ、復路109.6キロ)」に向けて、前回総合9位の東洋大が8日、東京・文京区の白山キャンパスで壮行会と取材会を行い、酒井俊幸監督は「世間でいう6強(青学大、駒大、中大、国学院大、早大、創価大)と言われている中に東洋大は入っていない。その一角を崩して5位に入りたい」と目標を掲げた。
前回の箱根はコンディション不良者が続出し、元日に区間を大幅変更。1区予定だった緒方澪那斗(当時3年)がぶっつけ本番で2区になったり、6区のリザーブだった内堀勇(当時1年)が7区を走るなど二日間で6人当日変更した。もがきながらも最後まで踏ん張り、継続中では最長となる20年連続のシードを死守。主力を欠いた中で危機を乗り越え「ピンチはチャンス。ここ一番でやるしかないのが選手を育てた。そこに慢心せず、どの選手も昨年よりは力をつけている」と自信も付いた。
今季前半は悪い流れを完全には断ち切れず、感染症などに苦しめられて5月末の全日本大学駅伝関東地区選考会では落選。18年ぶりに伊勢路から姿を消したシーズンとなってしまったものの、夏以降は「順調にできている。ゆとりのあるスケジュールでやることができた」と酒井監督。来季以降に向けても「全日本にしっかり挑んで、そのスケジュールで戦えるだけの選手層の土台を今年のうちにしっかり作りたいと学生たちと一緒にやった」と計算して強化してきた。
昨年までは箱根直前まで競技会などに出場していたが、今年は全日本の期間で得た貯金を生かし、レースには出ずに調整する予定。指揮官は「油断をしたらあっという間にシードを落とす危機感を持ちながら21年間連続を狙っていく」と気を引き締めた。来年の箱根路では、鉄紺の輝きを取り戻す糸口をつかむ。
20年連続シード維持の東洋大・酒井俊幸監督「6強崩して5位に」/箱根駅伝
引用元:サンケイスポーツ


