引用元:サンケイスポーツ
日本陸連の年間表彰式「アスレティックス・アワード」が29日、東京・国立競技場で開かれ、9月の世界選手権東京大会の女子20キロ競歩で銅メダルを獲得した藤井菜々子(26)=エディオン=が、最優秀選手に選出された。優秀選手賞は男子110メートル障害で世界選手権5位の村竹ラシッド(JAL)ら3選手が受賞。新人賞には女子マラソンで世界選手権7位の小林香菜(大塚製薬)ら4選手が選ばれた。
女子の競歩選手として初の最優秀選手となった。鮮やかな紫色のドレスに身を包んだ藤井は、今年8月に63歳で急逝した恩師、元エディオン監督の川越学さんへの思いをはせた。
「教え子として受賞できたのは誇らしい。直接見せてあげたかった」
9月の世界選手権では五輪も含め、日本競歩女子初の表彰台となる銅メダルを獲得。日本記録も2度更新した飛躍の1年を振り返り「(最優秀選手は)意識すらしていない賞だった。本当に光栄」と喜んだ。
授賞式では女子競歩界を長年引っ張り、27日に現役引退を表明した岡田久美子(富士通)がトロフィーを贈呈した。藤井は「岡田さんの背中を私が受け継いで、後輩たちに見せていかないといけない」と決意を示した。(児嶋基)


