引用元:サンケイスポーツ
陸上の長距離競技会「八王子ロングディスタンス」は22日、東京・八王子市上柚木公園陸上競技場で行われ、男子1万メートルで鈴木芽吹(24)=トヨタ自動車=が27分5秒92の日本記録を樹立した。先頭集団でレースを進め、終盤は日本記録付近に設定された電子ペーサーの前に出てペースアップ。「しっかり準備してきたものを出せた」とほほを緩めた。
駒大出身の社会人2年目で、卒業後も駒大の大八木弘明総監督が率いるエリートチーム「Ggoat」で力をつける。今年4月の日本選手権(熊本)で優勝し、9月には世界選手権東京大会に出場(結果は20位)。世界との差を痛感した世界選手権後は母校の長野・佐久長聖高に赴き、「初心に戻れた」と鈴木。「大まかな流れで期間を分けて量をやる時期と質を上げていく時期を分けて練習した。補強や動きづくり、スプリントのドリルをちょっとずつ取り入れた」と競技への取り組み方を見直してきた。10月中旬から11月中旬にかけては米ニューメキシコ州アルバカーキで、大学の先輩でもある田沢廉(トヨタ自動車)らと合宿をし、今大会に備えた。
今後は元日の全日本実業団対抗駅伝(ニューイヤー駅伝)に出場し、以降は来年9月のアジア大会(名古屋)を目指す。「アジア大会の次に北京の世界陸上もある。まだまだトラックを極めていきたい」と鈴木。世界を経験した若武者が、また一つ偉業を成し遂げた。


