「ホームランを打とうとせずヒットで」宮崎日大が〝野球理論〟で初優勝【全九州高校駅伝・男子】

「ホームランを打とうとせずヒットで」宮崎日大が〝野球理論〟で初優勝【全九州高校駅伝・男子】

 ◆全九州高校駅伝(福岡県嘉麻市嘉穂総合運動公園陸上競技場周辺コース=7区間・42・195キロ)

 男子の宮崎日大が〝自然体〟のランで序盤のリードを守り切り、2時間6分2秒でフィニッシュ。大会初優勝と、南九州地区(熊本、宮崎、鹿児島、沖縄)代表権の獲得を成し遂げた。

 1区はエースの蒲生悠(3年)が終盤で攻めてトップと同タイムの29分37秒をマーク、着差ありの2位でたすきをつないだ。2区の髙倉瑛翔(2年)が先頭に立つと、後続も首位をキープ。6区の川野陸翔(3年)が区間賞を獲得してアンカーの冨岡雄斗(同)につなぎ、冨岡も区間賞の走りで2位に14秒差をつけてゴールに飛び込んだ。

 蒲生は「自分も区間賞を狙っていたが、しっかりつなぐという目標は達成できた」と笑顔を見せ、主将の冨岡も「率直にうれしい。歴代の先輩たちが培ってきた伝統があってこその九州のナンバーワンだと思う」と胸を張った。

 宮崎県予選では首位の小林に2分以上の差をつけられて2位。「必要以上に力みがあった」と敗因を分析した藤井周一監督は、レースを野球に例えて「ホームランを打とうとせず、ヒットで確実につないでいこう」と選手たちに説いた。この日は競り合いながらも快走を維持してゴール。「いつも通りの力を出してくれた」と、藤井監督は選手たちを称賛した。

 都大路でのチームの最高成績は2019年に記録した7位。冨岡は「本番では先輩たちに恥じない走りをして、3位入賞を目指したい。一人一人がチームを信じてたすきをつないでいきたい」と決意を新たにした。(山崎清文)

【OTTO】

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