「カジュアルなレースが増えたらすごくいい」 異例の5キロロードレースで駿河台大・古橋希翁が優勝

「カジュアルなレースが増えたらすごくいい」 異例の5キロロードレースで駿河台大・古橋希翁が優勝

 ◆Fukuoka Ohori Road Running(14日、福岡市大濠公園)

 男子5キロは、駿河台大3年の古橋希翁(きお)が13分45秒で優勝した。

 3キロすぎで前に出た前回優勝の上野裕一郎(ひらまつ病院)に冷静に付くと、その後も好位置をキープ。残り300メートルで「ラストスパートが武器。(前)50メートル以内にいる人には全員、勝てるように」と飛び出した。「まさか1位になれるとは…」と、最後は派手なガッツポーズをつくり、ジャンプしながらゴール。起伏のあるロードレースで、トラック5000メートルの自己ベスト13分51秒03を上回るタイムに「今年のトラックシーズンに自信を持って臨める」とうなずいた。

 三重・伊賀白鳳高出身で、箱根駅伝は1年時に3区を、今年は関東学生連合の一員として2区を走った。昨夏の士別ハーフマラソンでも社会人ランナーを抑えて優勝した実力者。今大会は公園内を走る異例のロードレースで、「ハーフやフルマラソンではあるけど、5キロや1マイルといった中長距離の選手が出られるようなロードレースを街中でできることは貴重な経験。こういうカジュアルなレースが全国的に増えたらすごくいい」と振り返った。

 駿河台大では主将を任されており、全日本大学駅伝と箱根駅伝の出場を目標に掲げる。「こういうレースで勝ちきって『強い先輩がいる』ということを後輩たちに示して安心させる、背中で見せることを自分の目標としている」。今大会を弾みに、飛躍の1年とする。(伊藤瀬里加)

【OTTO】

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